2015.04.15
息子を東京中華学校へ入学させる前に試したこと

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息子には生き抜く力をつけてもらいたいと思っています

息子には生き抜く力をつけてもらいたいと思っています。将来どんな仕事をして欲しいとか、そんな想いはありません。

6年前(この春4年生になりました)、息子が未だ保育園のころ東京の四ツ谷に華僑の子息が通う学校があることを聞きました。
すぐさまホームページを確認し、両親が日本国籍でも入学することができるかを電話で確認しました。
答えは、「受け付けないというルールはない」でした。
まわりくどい返事でしたが、理由はよくわかります。(日本の子供が通うために創ったわけではない)

僕の理解は「でも、入学できるんだ」でした。

しかし、どうやら入学試験があるそうでした。(情報は全くありませんでした。)

その前にまずは息子自身に適応性があるか。(当然全てのことが中国語で行われる環境です)

息子自身に適応性があるか

僕の人生経験でこんなことがありました。ある日の公園でのことです。
砂場で2人日本の子供が遊んでいました。そこへヨーロッパな感じの子がどやどや、走って来ました。最初の数分は壁があり、お互いに意識しながらも別々に遊んでいます。耐え切れなくなったのか、ヨーロッパな感じの子が多分フランス語(?)で話しかけます。当然通じません。
しかし、そこのことで一気に互いの距離は縮まり、今度は日本の子が日本語で話しかけます。またもや当然通じていない様子。
数分目を離して、観てみるともう前から友達だったように、お互い全く通じない言葉で会話し笑っているんです。
子供ってすげ〜、と思いました。そしてこれが人間ができることと改めてハッとしました。

東京中華学校のホームページで体験開放の日があることを知り、僕は息子を「今日は天気がいいから遊びに行こうぜ!」と連れ出し、東京中華学校へ向かいました。開放されているが壁に囲まれた校庭は中国語が飛び交い、完全に異空間です。なんと表現していいのか難しいのですが異文化の中。海外で飛行機を降りた瞬間に感じる匂い、感覚、そんな感じです。

ガンガン子どもたちが走り回り笑顔であふれていました。
(あの日の公園での出来事を思い出し、、やってみるか、、、)

僕は息子を校庭の真ん中に誘導し、
「ごめん、ちょっとコンビニ行ってくるわ。お前ここで遊んでて」と言った瞬間に中国語で響く校内放送。やはりこんな時は出来すぎドラマのようなタイミングで神が降臨するもんです。
「えっ」という息子の表情。(いったい、自分は何の理由で、何処へ連れて来られたのか、、。)

僕は息子を一人のこして、東京中華学校をでました。
「知らない子と交わり走り回っていたら入学に向けて舵を切る、校庭の隅で一人つまらなそうにしていたらやめる」と決め、30分程喫茶店で時間をつぶし戻ることにしました。この時点でどちらの結果でもいいわけです。良い悪いではなく、合うか合わないかの判断基準です。

戻ってみると息子は一体何処に居るのか一瞬わからないくらい溶け込み、走り回っていました。僕が戻ってきても気づかないくらいです。

改めて、子供ってピュアでいいなぁと思いつつ、本来「人」ってこうあるべきだよなって教えられました。言葉が通じない、肌の色が違う、XX人、そんなことは元来関係ない、大人が勝手に作った理解しやすい考えで子どもたちには関係ないわけです。

僕を見つけた息子が全身に汗をかき、笑顔で走って戻ってきました。
「まだ、ここで遊んでていい?」

好きなだけ遊んできな、、。