自分が定めた視点と逆の方向の意見を並べてみるコトが大事
自分が提案したポイントを全て否定してみる。
(営業先ではこのようなシーンによく出くわしますよね。)
とにかく、いちいち自分の意見を否定してみる。
例えば簡単な例をあげると
「全て●●」と言っているが、何を持って「全て」と言っているのか。
そのデータは「どこから引用したのか、いつ発表された資料なのか」
どうしても説明の根拠が立たない場合もある。
その時この考え方へのウィークポイントであることもハッキリわかる。
当然、調べる量が膨大になっていく。
しかし、その穴を一つ一つ潰していく作業こそが、そのプランへの自信へ変わっていく。
孫正義さんと孫泰蔵さん記事より
どうしても相手を説得して良い条件を引き出したい提携の話がある場合、「先方がこちらの提案を断るありとあらゆる理由」を最低100個以上挙げ、それでも相手が納得して了承してくれる方法について考えた想定問答集を準備するべし、ということも教わりました。ヘリクツや強引な説得ではなく、なるほど、と向こうが心底納得する論理をきちんと用意しないと相手は絶対うんとは言わんぞ、と教えられました。言われてみればそのとおりですよね。でも皆さんは営業に行く時や、誰かを説得して行動やポリシーを変えてもらおうするとき、それほどの用意と準備をして臨んだことがあります?うん、あるよ、という方はぜひそのままお続けください。えー!?そんなコトしたことも考えたこともないよ、という方はぜひ一度、「相手が自分の提案を断る理由」を書きだした想定問答集を作ってみるといいと思います。それを書いてみることによって、これまでいかに自分が自分の都合だけでものを考えていたかがよくわかります。ものすごく勉強になりますよ。
ここははずせないというとき、上級者はここまでやっている。
しかし、プロスポーツ選手に置き換えるとわかりやすい。
頂点にいるプレーヤーでも毎日毎日、徹底して準備を怠らない。
簡単な理屈だけどこのことをやり遂げることがビジネスを成功に導くには必要である。