スマホの急激な普及からCtoC取引が成長
やり取りがライト過ぎて
昨今、ユーザー同士でのモノやスキル(サービス)を売買するCtoCビジネスが急成長している。一般的にあまり気にしていないところかも知れないが、今までネット通販と言われるサービスのほとんどがBtoC、つまり企業から消費者への販売だった。
CtoCの古参といえば「ヤフオク!」。同サービスは2013年末に出店手数料を無料するとし話題になりました。とは言え、オークションへの出品となると感覚的にハードルが高い。
(やってみれば大したことはないのだが、面倒な感じが先立ってしまう。)
今回の年末年始、「メルカリ」で数点買ってみました。
自分が欲しくなる、または必要なモノは多く出品されていなかったのですが、このライトな感覚には正直びっくりしました。
初回に名前、住所、カード情報などを登録するのですが、以後は2回ほどのタップでモノが届いてしまう。
不安になるほど軽く、早い。(確認画面など一切ない)
出品者とのやり取りも、LINEのようなチャット感覚で
「東京ですが、いつ届きますか?」
「本日送るので、明日には届くと思います」以上。
決済も商品が届いてからなので、全く気にしなくてよい。
気に入らなければ、自分が出品すればいいやとまで思ってしまう。
以前は出品するとなると、写真をとり、PCに取り込み、修正して、商品詳細を丁寧に書き、、、だったのがスマホのカメラでパッシャ、指示通りフォームを埋めれば完了。
ノーストレスなわけです。
CtoCが注目される理由
ビジネスキーワードとして影響が大きのは「消費税」
現状CtoC取引では消費税がかからないことをご存知でしょうか。
本年増税は実施されると10%となり消費者負担は大きく違いますね。
身近なモノでも5000円と5500円ではちょっと考えちゃいますものね。
昨年yahoo不動産が発表した「不動産」の個人間売買とまでなると、少なくとも数十万円、
一般的には数百万円の違いがでてしまう事実は無視できません。
アフターフォローややり取りを中継してくれるプラットフォームに信用があれば、こちらに人が流れるのも避けれませんね。
週末はユーザー間でやり取りされる「カーシエアサービス」のAnycaを使ってみたい。
車を選ばなければ2000円/1日くらいから、PORSCHEですら10000円/1日で借りれるサービスもある。感想は次回報告しますね。
健全なCtoC、シェアサービスが広がると生活が豊かになる気がします。
モノの貸し借りって別に新しいことではないのに、未来を感じるのが不思議です。